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著書

『絆の政治学 たおやかな女性力が日本を変える』 2020.6.19発売(propus)

​ 1650円    ISBN 978-4909902566

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(「まえがき」より)

政治の究極の使命は、持続可能な社会を築き、全ての国民に幸せを享受してもらうことだ。ところが、今の政治は多くの問題を先送りし、税金の無駄づかいを続け、財政赤字のツケを将来世代に回している。政治の世界は男性中心に進んできた。女性に参政権が与えられたのは、戦後になってからだ。

時代が変わっているのに、政治や行政の悪しき常識に染まった人達では社会を変えられない。収入の範囲内で家計を運営していくことなど、女性の金銭感覚からすると当たり前のことで、貴重な税金の使われ方や政治に不満を持つ女性は男性以上に多いのではないか。

男性が主導してきた産業化とグローバル化の過程で、日本の地域経済やコミュニティの衰退が進み、様々な問題が社会の一番弱いところに集中的に表れ、女性や子供、高齢者、障害者や貧困家庭など弱い立場の人達がさらに苦しんでいる。

 かつての政治を「対立の政治」とするなら、これらの困難に直面する人たちに母性的に寄り添う政治「共生の政治」 「絆の政治」と呼べるだろう。コロナウイルスの感染拡大は、私たちのこれまでの生き方、考え方、働き方、幸福感や価値観などを大きく変えるだろう。教育のあり方や学習のスタイル、社会の仕組み、国と地方の関係、民主主義における意思決定の方法、公権力のあり方、選挙や投票の仕組みなどを根底から問い直す契機になるだろう。

「何かあれば、国や自治体が助けてくれるだろう」と、これまで多くの国民は、呑気に構えてきた。しかし、今回のコロナ禍で、ほとんどの国民が、政府や行政の対応の悪さに呆れ、怒りすら感じながら、自分と家族の生命と生活をいかに守るかを切実に考える、きっかけとなったのではないか。

男性に比べてしがらみが少ない女性の感性はこれまでの価値観や政治風土を変え、やがて日本社会に大きなパラダイムシフトを起こすだろう。多くの国民にとって、政治は縁遠いものかも知れないが、政治の良し悪しは国民生活に直結している。主権者である国民がもっと政治に関心を持ち、投票に行って、本物の政治家と政策を選ぶようになれば、社会はガラッと変わることを、特に女性や若者に実感してほしい。

就職・恋愛・結婚・出産・子育てなど、色々なライフステージで苦労しながらも、前向きに頑張ってる10人の女性への個別インタビューを通して、女性にとっての政治、女性が自分らしく生きて活躍できる社会、そのために必要な施策などについて論考している。活躍する女性、凛として生きている女性はやはり輝いて美しい。

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​『間違いだらけの政治家選び』

 

2月14日発売(ギャラクシー出版)

1500円+税

 

ISBN 978-4-9098-1804-1

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『ツケは必ずあなたに回る』

1月31日発売(はるかぜ書房)

​1200円+税

 

ISBN 978-4-8666-6413-2

論文等

①「サラリーマンの眼が社会に向けば日本の政治は変わる」『週刊エコノミスト』 毎日新聞

② 公民連携最前線 「公民連携で進める自治体再生」 『地域開発』 日本地域開発センター

③ 加西市の挑戦 「PPP手法を用いた下水道事業経営」 『月刊下水道』 環境新聞社

④ 第三セクターの再生 「北条鉄道再生への取り組み」 『地方議会人』 中央文化社

⑤ 民活モデル都市 加西市「上下水道の一体運営」『日経グローカル』 日経BP

⑥ 私の自治体改革戦略 「公民連携で進める行財政改革」 『地方自治職員研修』 公職研

⑧ 民間活力で自治体の未来を拓く「加西市のコンセッション方式」『水道公論』 水道新聞

⑨ 民活だから財政改善できた インタビュー構成『日経アーキテクチュア』 日経BP

⑩ 加西市の債権回収と新たな収入確保策  『市政』 全国市長会

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